同じく
2008年2月10日
の話し。


前回の続き――――


叔父、叔母は父の手を握り、めいいっぱいの笑顔で

「会ってくれて、ありがとう」

と、泣いていた。

父は

○父
「ここが、どうしようもないんだ…。(苦笑)」

胸をトントンとアピールし
自分の病状を語る。


○叔母
「…そう。でも、元気そうじゃない。会いに来て良かったわ。」


○父
「ありがとな。」



それから、しばし雑談。

こんなに嬉しそうに話しをする父を見るのは久しぶり。


会話は、盛り上がりつつも
時折、それぞれ涙を拭う。


日が暮れ始め、


○叔母さん
「じゃあ、そろそろ帰るわね。会え本当に良かった。また、来るから。」

○父
「ああ…ありがとう」

叔父、叔母が病室を出ようとした時





○父
「頑張りますので、これからも宜しくお願いします!!」



!!!!!!

びっくりした。

父が



頑張るって言った。


この日の父は、いつになく上機嫌。

親戚が帰った後

夕食も、積極的に食べていた。


何より、父が

頑張る

って言った事が嬉しくて…。


夕食を終え

○私
「じゃあ、そろそろ行くね。明日、また来るね。」


○父
「ありがとう。明日な。」

部屋を出ようとした時

なんとなく…

振り返った…


すると父が



なんとも、寂しげな目をして私を見ていた。

とても気になったけど

じゃあね。

って、部屋を後にした。



頑張ります!


の後だったから

あの寂しそうな顔が、妙に気になった。

だったら、引き返せば良かったんだ。

今更、後悔してもしょうがないけど。




だって

この後…






あの
頑張ります!
は、
感謝の気持ちだったのかもしれない。