クリストファー・ポール・カーティス作
前沢明枝 訳 徳間書店 2003.3.31
バドは6歳の時ママが死んで,それから孤児院で暮らしてきた。
10歳の夏,バドは,預け先の家を抜け出して,まだ見ぬ父親を捜しに旅に出る。
手がかりは,一枚のジャズバンドのちらしだけ。
1930年の大恐慌時代,黒人差別のひどいアメリカで,
持ち前の明るさと知恵で幸運をたぐりよせていく少年の物語。
ニューベリー賞受賞。
小学校中学年から。
扉とかジャズバンドとか,ちらしとか石とかキーワードがたくさんでブックトークにもいいかも。