目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」読みましたか?

その本と双子のような長編ドキュメンタリーになってます。

 

本は,白鳥さんとアートを見に行くって作者の川内さんたちからのお話なんだけど,

映画は白鳥さんが主人公で,白鳥さんを描いた作品。

 

恋人とのデートで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥さん。

目がみえなくても言葉で美術が楽しめるかもと活動を始める。

 

映画の中では,本で読む言葉ではない,白鳥さんの口から直接紡がれる言葉たちが本当に素敵。

配給会社はあえてつけなかったらしく,KBCは,木曜日まで。

 

最後のシーンで

川内:幸せはどこにあると思いますか?体験の中にありますか?自分の中にありますか?

白鳥:コミュニケーションをとることが幸せだと思う。お互いが分かり合う瞬間が幸せ。

だから,時間の中にある。幸せはとどめておけない。時間軸の中にあるから。

(覚書なので大体あってる感じです)

これは,きっと映画を見た後に,ぐさっと刺さるんだとおもう。ので,時間がある人は見てね。

 

 

白鳥さんは,日記代わりに写真を撮る。

45万枚の写真。

自分では見返せない

 

目がみえるも目が見えないもフラットに受け止めた白鳥さんが

本当は見えているんじゃないかと思う瞬間がありました。