美容院の帰り、その成果のほどを報告したくて、
パパに電話をしてみました。
「今日は、お彼岸の中日やなー」
とパパ。
そっか。
もうそんな季節か~
“お彼岸”と聞くと、
地元奈良 に興味を持ち始めたころに家族で行った
飛鳥(明日香)を思い出します。
小さいころ“触るとお腹が痛くなる”母に教えられていた
曼珠沙華。
なんだか特別な花のような気がして、
容易に近づけなかったのを覚えています。
明日香でみたあの妖しいくらいに真っ赤な曼珠沙華は
今も鮮明に美しく脳裏に焼きついています。
ママと弟とで上った甘樫の丘。
あそこから眺めたぼんやりとした二上山を思うと
また恋しくなったりして。
なかなか叶わない片思いのように、
遠くに住む恋人のように、
ずっと想いつづけるんだろうな。
いつか願いは通じると信じて。
お花屋さんの前を通りかかったら
紫のお花が綺麗だったので家に連れて帰ってみました。
大切な友人の近しい方が旅立たれました。
これも自然の摂理なのでしょうか。
なんだか腑に落ちないことばかりです。
命は自分が思っていたよりも本当に儚くて、
明日絶対に生きているという保証なんてなくて、
こうして生きていることは本当に奇跡で、
だから尊いのかもしれませんが。
いつか自分なりに納得できる答えが見つけられるのかなー
ご冥福をお祈りさせてください。
