遠いかげを見ていた
ぬかるみのうえでひとりきり
どこにもいけないで
じたばたしてできた無数の靴の跡
泥だらけのスニーカーで立ち尽くしていた
そのとき
ふと見つけた誰かの足跡
追いかける
ただ
藁をも縋るように
雨風を掻き分けて
進めば進むほど滲んだ輪郭があらわになって
手を伸ばせば目指したなにかに届きそうで
でも背中が見えたと思ったら
もうそこには誰もいなくて
足跡もいつしか消えていた
ただ
気配だけが
あなたの気配だけが
たしかにそこにあった
わたしもいつか
そうなれるかな
見上げれば一面の青空
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まだまだ