よるのひかりあびながら | あきさんの!(仮)

あきさんの!(仮)

ご来場いただき誠にありがとうございます。
倉庫番のあきです。
こちらは整理も兼ねて過去の文章作品を投稿するという、
わたしの作品倉庫となっております。
あしあとやコメントを残していただけると幸いです。
なにせ、倉庫は退屈なもので。

あれだけ色づいていたのに
たどりついた場所は
ただ雨が降る白黒の街でした

こんなに時が経ったのに
雨が降り続くのは
うれしくもあり寂しい気持ちでした

誰ひとりいないこの静けさに
裸足で足跡つけてみました

濡れてたってかまわない
よるのひかりあびながら
足踏みでもかまわない
かたい地面強く蹴って
汚れたって気にしない
何度だって洗い流せ
時間なんて気にしない
いつか訪れる夜明けまで ずっと


鯉のいない池の面には
弱いひかりだけがゆらめいている
ちいさな夜でした

どんなに離れているのに
近くに感じている君がいるのは
たぶん気のせいだろう

空の上 光り輝く星は
街にも影にも届けるだろう

あかりなんていらない
よるのひかりあびながら
傘もかっぱもいらない
長い雨はやむこともなく
着替えだっていらない
濡れた重い服を脱いで
もう恐れるものはない
肩に染みる傷 癒される きっと


この雨と足音だけが
この世界に響き渡っている
たぶんそれも気のせいだろう
空もだんだん白くなっていく


濡れてたってかまわない
よるのひかりあびながら
足踏みでもかまわない
かたい地面強く蹴って
汚れたって気にしない
何度だって洗い流せ
時間なんて気にしない
いつか訪れる夜明けまで ずっと