ブログをしばらく休んでいた時の大きな変化は、地元近くの復活蒸機の休止。

 

 SL人吉号はホームグランドの肥薩線が水害で壊滅的な被害が発生しいまだに復旧工事すら、その前提で復旧するかどうかもまだ未定なのはご承知の通りです。

 

 SLやまぐち号もC571、D51200ともに不調で修繕工事が行なわれていますが、具体的なスケジュールは未定のままです。

 

 最後にSLやまぐち号を見たのは2021年11月28日。往路のみの撮影でしたが、まさかこの後長期離脱があるとは思いませんでした。

 

 SL人吉号のハチロクも肥薩線不通の間、熊本・鳥栖間でDE10に押されて運転していましたが、本来の姿ではありませんでした。そのハチロクも2023年いっぱいでの引退が発表されています。

 

 蒸気機関車の運転・維持には多大な費用がかかります。その費用に見合うだけの経済効果があったかといえば、新型コロナという不確定要素があったとはいえ、なかなか難しいというのが実情ではないのでしょうか。

 

 蒸気機関車はやはり鉄道の花形です。その姿が地元近くでもう見られないとなるとやはりさみしいばかりです。

 

 今後の動向を見守りたいと思います。

 

 2021/11/28 山口線 宮野・仁保 長門峡 徳佐