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 銀塩とデジタル写真の大きな違いは修整が限りなく可能になったことだろう。ピンボケや被写体ブレはどうしょうもないが、それ以外の修正ならほとんど何とか救える。

 なかでも、トリミングがいとも簡単にできることは大きいメリットである。

 下手な作例で恐縮だが、まず783系「かもめ・ハウステンボス」の連結部分。

 原画では連結部分が左によりすぎて明らかに印象が薄くなってしまう。そこで、連結部分をクローズアップして縦に編集しなおしたのが次の写真。画質が落ちるのは仕方ないが、Å4程度に印刷する分ならさほど見苦しくは無い。

 次のED76。これは連続して流したうちの一枚。架線柱が立っている以上、こういうことは避けられない。しかし、こんなのに限ってピントがきちんと来ている。捨てるには惜しい。

 原画を拡大してみると、運転席の窓が開いていて中の様子がよくわかる。機関士が前方を直視し、左手がブレーキハンドルにかかっている。緊張感が伝わってくる。ここを生かすため、この部分をクローズアップ。

 写真として、どこまで修正が許されるのかは難しい問題だが、個人で楽しむ分には許してもらえるだろう。


 いずれも 2009/02/21 長崎本線 佐賀・伊賀屋