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 今でこそ国鉄「芦屋線」については、トワイライトゾーン(レイルマガジン増刊)で取り上げられたり、他の出版物でも触れられることが多くなりその謎に満ちた経歴はだいぶ明らかになったが、それでも芦屋線の鉄道関係の写真はまだ希少だし、切符となると私が知っている(画像を見たことのある)ものは、筑前芦屋駅の赤一条入場券と筑前芦屋・遠賀川のB型小児用乗車券の二つだけ。いずれも、このブログで紹介した「昭和の鉄道乗車券・料金券」の図版提供者の所有物。

 筑前芦屋駅の入場券は、今オークションに出せば10万円ぐらいではまず落とせないだろう。

 上の写真はその筑前芦屋・博多間の通学定期券。状態いまいち、常備券でないし発行も交通公社とマイナス要因は多いがそれでもかなり貴重な部類に入ると思う。

 これは以前、私がインターネットを始めた頃、某オークションで落札したもの。この定期券、出品者は古物商でカテゴリーも「鉄道」でなく、商品の照会文に筑前芦屋という記載がなっかたため「鉄道」関係でアラートをかけてもまず出てこない。私も偶然見つけたもの。落札金も本当に申し訳ないくらいの価格だったと記憶している。競ったのは一人ぐらいだったか。