





新聞なんかでも鉄記事があれば切り抜いてスクラップブックへ。今手元にあるスクラップブックでいちばん古いのは長崎・佐世保線電化開業の別刷特集記事。昭和51年7月1日付けの地元地方紙。今でも鉄記事は切抜きをやっていますが、月ごとに紙袋に入れるだけ。かなりの手抜きをやっています。
当然、ほかの「鉄モノ」も蒐集。今はすっかり影の薄くなったタバコの記念バージョンなんかもそう。東北新幹線大宮開業のときのものは4,5個並べると全線の路線図になる優れものでした。当時、私はタバコ吸っていませんでしたが(一応、未成年でしたので)これが欲しくて購入。中身は捨ててしまいました。ほかに缶ビールやお菓子(キャラメル等)の記念バージョン等集め出したらきりがありません。
こんなことでガラクタは増え続ける一方。そして何より最も場所をとる「本」がここ数年で猛烈なペースで増えていきました。
今、「鉄」関係の定期購読雑誌は月刊のファン、ジャーナル、ピクトリアル、RM、ダイヤ情報、JTBの時刻表、模型のTMSにRMM、とれいん。これに季刊誌(レイル 蒸機の時代 国鉄時代 エヌ j-train 新幹線EX等)が加わります。
ファン、ジャーナル、RM、RMM、とれいん、季刊誌は創刊号からそろえていますし、ピクトリアル、TMSも1965年以降のものはほぼそろっています。今は廃刊となったキネ旬の「蒸気機関車」や「レール・ガイ」なんかも創刊号から最終号まで。これらのバックナンバーはほんのここ数年のうちにネット古書店、オークションなんかでそろえました。
こんなことしていましたので本だけでもダンボール箱で100個以上、こんなもの普通の家の中に置く場所当然ありません。いよいよ仏間まで占領しだしてやばくなり、さすがに家族の目も日に日に厳しさを増すようになりました。
ということで、鉄部屋建築となりました。別のところにも書いているとおりオーディオ&音楽も趣味の一つなのでそれ用の部屋も欲しかったという理由もあります。
そうしてできたのがこの建物。ご覧のとおり窓がありません。内壁は全て棚になっています。窓を作るスペースがもったいなかったのですが、これは失敗でした。床下は本の重みとオーディオの音響を考慮してからコンクリートをベタ打ちしています。
そして、モノを運び込んで母屋の建築。母屋完成後は渡り廊下でつないで全ての工事が竣工です。
「鉄」部屋の入り口は何の変哲もありませんが、扉を開けると渡り廊下から「鉄」の世界です。ファイルはネットからプリントした雑多な資料。吉岡心平さんの「私有貨車セミナー」は第1回公開分からすべてプリントし綴じています。その上は、クラシック音楽CDの所有盤リスト。振り向くと「鉄」チョロQ等小物の棚。これも知らないうちに増えました。
こんな物置と化した渡り廊下を通るといよいよ「鉄」部屋にたどり着きます。
次からはこの部屋の怪しい住民たちを紹介したいと思います。