電車に乗ってたら、会社の先輩と後輩と思われる男性二人が、モヤモヤする会話をしてました

「昨日、地元の友達と遊んだんですけど、久々に会ったら筋肉が凄い付いてて、何かやってるか聞いたら、何もやってないって言うんですよ」

「それ嘘だよね」

「やっぱりそう思います?筋トレしてますよね?」

「多分だけど、絶対やってるよ」



どっちなんだ

多分なのか絶対なのか

多分なのに絶対

どうでもいい友達の筋肉事情より、よっぽど気になる

二人は、そのまま会話を続けます。

「この前、友達呼んで宅呑みしてさ、色々なビール買ってきて、呑み比べしたんだよ」

「良いですね、その地味に派手なイベント」



地味に派手ってどっちだよ!

もう、派手なイベントしてますね
で、良いよ!

会話に、地味というキーワードを入れる事により、派手なイベントの部分に落差を付けようとする形

なんなんだ!

そもそもビールの呑み比べは派手なイベントでも無いわ!


「ちょっとさ、今の地味に派手って、おかしくない?」

おっ
流石先輩、気付きましたかと思ったら


「今の重複してるからね、頭痛が痛いって言ってるのと一緒だから」

「確かに、一緒ですね」



一緒じゃないわっ!

今までのは正反対の事言ってて、重複してる流れじゃなかったよ!

と、心の中で叫びました。

モヤモヤする車内でした。