俺は今まで(収益が見込めそうなビジネスモデル)や(何らかのニーズ)があって初めて起業する、というのが当然で、むしろそれ以外に起業の動機などあり得ないと思っていたのだが


【より良い労働環境を実現する為に起業する】のもありだな


例えば人材派遣会社を作る。

短期以外は正社員を原則とし、法定福利を完備。

経営陣にリスクを負わせない代わりに搾取は無く、給与は役割や能力に応じて決め、財務は全員の給与も含めて全て公開する。

一定の内部留保は蓄えるが、余剰分は従業員に賞与として割り戻す。
経営が軌道に乗ったら、他の人材派遣会社で働く派遣社員を誘って規模を拡大。

競争原理を利用し、より良い労働環境を業界の標準とする。

夜中にふと輪島さんの言葉を思い出したので書いとく


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インタビューを終え、僕は輪島に挨拶をして事務所を出ようとした。その時輪島が僕に声をかけた。


輪島「君、神様っていると思うかい?」


僕「神様?」


輪島「あ、ごめんね。

別に宗教がどうのこうのと言うわけじゃないんだ。

ただね、どんな人間にもその人の神様がいると俺は思うんだ。

その神様はさ、いつでもその人間を見ている。

だからそいつが頑張れば、きっと神様は願いをかなえてくれると、俺は思ってる。

もしかすると、その神様というのは、自分の回りの人たちかもしれない。

自分のことを決めるのは自分じゃないんだから。

他の人たちなんだからね、そうだろ?」


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輪島功一(ボクシング・元世界Jミドル級王者)

バブル崩壊後を『失われた20年』などと言う奴がいるが、失っただけか?
失う代わりに得たものもあるだろ、それは俺が思うに…


意識(≒理性)が発達して本能(≒欲望)を追い抜き、上位に位置するようになった。


バブル以前は、欲望を満たすために理性を働かせるのが普通だった。つまり欲望=主、理性=従だった。そうした動機順序は今でももちろんあるが、「欲望(本能)はコントロールすべきもの」という考えが最近の主流ではないか。つまり理性=主、欲望=従。


例えになるか分からんが、
費用対効果を考えた実に合理的な理由によって起こっている『若者の車離れ』
「性欲を無くしたい」と発言する男性(性欲=“はけ口も無いのに俺を乗っ取ろうとする厄介者”ってところか?)


この状態が平常になるのか?それとも振り子の揺り戻しが起こるのか?
個人的な経験則を言うと、「理性は時々ミスを犯し、そこから本能が噴出して制御不能になる」

業界のシェアを『円グラフ』であらわすことがある。
例えば
1位…21%
2位…16%
3位…13%
4位…10%
5位…7%
『その他』…33%


『その他』の内訳は、僅かなシェアしか取れない単体の集まりなのだが、それらを集めて一つのパッケージとして売り出せば、1位を凌ぐシェアを獲得できる。
1位を取ってブランドを確立すると、さらにより良い単体が集まるので、AKBというフレームは保ちつつ内部で新陳代謝させる。


『総選挙』なんて、(ナンバーワンを目指すキャバ嬢)と(売り上げに貢献する客)の関係と同じだが、AKBの方が遥かに搾取されてんじゃないかな?