父性の復活により、父性と母性の対立の歴史が見えてきた。


男性だから父性、女性だから母性という単純なものではない。
日本には母性的な男性が多く、かわりに女性が父性的になって補完していたりする。


社会における父性・母性はそれぞれどのようなものか。


【父性】
特徴:論理的で秩序・ルールを重視、秩序を乱す者は厳しく罰する
主張:死刑存続、少年法厳罰化、体罰容認、憲法改正
支持層:ネット民


【母性】
感情先行で論理性には欠ける、秩序よりも人権や命を保護
主張:死刑廃止・少年保護、体罰反対、自衛隊反対
支持層:人権派、市民活動家


《戦前から現在までの経緯》
日本は基本的に母性社会だったが、戦時中などの有事にはどうしても父性主導になる。
敗戦により父性の権威が失墜し、母性が父性を責める社会になった。

具体的には、反戦を掲げる学生は大学や国という権威を責め、日教組は子供たちを囲い込んで反戦教育を行い父性を否定、左派マスコミは戦争加担を反省するも自己批判は棚上げして国を批判、そして家庭内でも・・・?
しかし母性は甘やかす性なので、モラルや自律心の低下をまねき易い。
そうなると「何かがおかしい、このままでは良くない」と反動が起こってくる。

それが主にネット民による父性の復活につながって今に至る。



稚拙な私見ではありますが、御意見や御指摘があればよろしくお願いします。