先日、妻の実家のワンちゃんが天国へ旅立ちました。

帰省するたびに、うちの子どもは散歩したりして仲良しだったので、かなり落ち込んでいました。


一方の私はというと……

正直、悲しむタイミングを見失っていました。


というのも、妻の実家に帰省すると、私は“送迎係”。

家に着いたらご両親に「こんにちは!」と言って、

そのまま「じゃ、また迎えにきます!」と即Uターン。


結果、ワンちゃんと触れ合った回数ゼロ。

名前すら知らない、、、。


そんな私が、突然「ワンちゃん亡くなったんだって」と言われても、

脳内に浮かぶのは “犬の一般シルエット”

具体的な姿がわからないので、どう悲しんだらいいのか迷子状態。


ところが妻から言われたひと言。


「あんた白状ものだね」


え、白状もの……?

いや、気持ちはめちゃくちゃわかるんです。

家族同然の存在がいなくなれば、誰だって悲しい。

私だって昔、飼っていた犬が亡くなったときは確かに泣きました。


もちろん、ワンちゃんのご冥福は心から祈っています。


家族って、関わる時間で思い出の厚みが決まるものなんだな、としみじみ。


私が死んだら妻ってどんなかなーって考えると怖いです。