経済と金融
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株と為替

23日のNY市場は上昇。ダウは114.54ドル高の12116.91、ナスダックは13.26ポイント高の2355.56で取引を終了した。主要企業に好決算が相次いだことから終日堅調な展開となり、ダウは再び最高値を更新した。セクター別では運輸を除き全面高となっており、特に食品生活必需品小売や自動車・自動車部品が堅調。シカゴ225先物は堅調に推移し、セトル(清算値)は大証比100円高の16870円。ADRの日本株は富士写、日電産、富士通、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、ホンダ、HOYAなど対東証比較(1ドル119.30円換算)で全般堅調。 
 昨日の日経平均は続伸となり前週の戻り高値を突破。利食い優勢から一時16600円を割り込む場面もみられていたが、下を売り込む動きにはつながらず、反対に下値の堅さから先物中心にショートカバーの動きを強めていた。また、相対的な出遅れ感が強まっていたTOPIXが9月戻り高値を突破し、高値引けとなっている。
 NYダウは最高値を更新し半導体SOXも5営業日ぶりに反発、シカゴ先物の上昇から日経平均は5月のマド埋めを完了させる格好からのスタートとなりそうである。買い一巡後はFOMCでの金融政策見極め、日米決算発表本格化、また時間外でテキサス・インスツルメンツが下落していることなどから模様眺めムードが強まる可能性はある。ただ、過熱感の指摘されていた日経平均が高値圏でのもみ合いとなったとしても、昨日のTOPIXの戻り高値突破は刺激材料となろう。
 基本的には国際優良株優位の相場展開が続くとみられるが、個人投資家の参加しやすい中小型株などが修正の動きを強めることが出来れば、投資意欲が後退していた投資家のリスク許容度も上昇してきそうである。たとえ日経平均が高値圏での膠着となったとしても、幅広い銘柄が上昇することによって、日経平均の動きから9月高値を突破したTOPIXや、9月末水準で推移している新興市場などの出遅れ感が下支えとなることが期待される。
 テクニカル的には、引き続き上昇傾向にあるボリンジャーバンドのプラス1σをサポートに上昇。プラス2σが16955円レベルまで上昇している。一目均衡表でも結果的には転換線がサポートとして機能しているほか、遅行線は上昇基調にあるため、日経平均に関しては引き続き強気である。また、出遅れ感が台頭していたTOPIXがようやく9月の戻り高値を突破してきている。今一つ強気になれなかった要因が払拭できたことで、押し目買い意欲は一段と強まる可能性がでてきている。
 その他、本日は新たな携帯事業戦略を発表したソフトバンクの動向が注目されよう。同社は日経平均へのインパクトが大きいほか、個人株主数の多さ、新興市場の中小型株への投資マインドにも影響を与える。同社の大きな値動きが先物市場への刺激材料となり、これがインデックス売買として全体に影響を与えることも考えられよう。