最近、前に携わった
患者さんのご家族に会うことが
増えている。
何かの縁だな
と感じる。
「お、ikukichiさんじゃん!」
そうやって覚えていて
声をかけてくれることが
何よりも嬉しい。
覚えていてくれる方って
私が心底
その患者さんに寄り添ったり
何か出来ることがないかなって
模索したり
私の心が動いて
看護をした人たちである。
なんて表すのがいいかわからないけど
その患者さんを喜ばせたい
幸せになってほしい
そう思っていた。
だから家族さんたちの
記憶に残ったんだと思う。
それで
何年も経っても声をかけてくれて
お話ができて
看護師って
本当素敵な仕事だと
思った。
毎日の多忙で煩雑な
仕事の中で、
心を動かして看護をする
そんな瞬間って
なかなかないんだよ。
でもそれでも
こうやって
家族さんを通して
あの時の気持ちが戻ってくると
あー、、
また頑張ろう。
そう思う。
そこに幸せを感じる私は
根っからの
看護師に
なってしまったのだと
思う。