本日は泉岳寺講談会に行ってきました。2月の会で同じ第二土曜日でしたので、その場で前売り券を購入しましたので、体調管理もしつつ楽しみにしておりました。
四十七士の墓前に線香を手向け手を合わせてからの講談会です。ちょうど先週の伊集院光さんのNHKのラジオで『松の廊下 実況中継』という昔の音源を放送されていたのを午前中にイヤホンで聴いていましたので、浅野内匠頭にはより一層手を合わせてきました。
今回の泉岳寺講談会では前座の紫天さんを初めて見ましたが、声も出ていて将来が楽しみに思います。
紅純さんは前原伊助の心優しさと武士の運命を感情豊かに読む『伊助の義心』の一席。
琴凌さんは浅野内匠頭を羽交い締めにした事で運命が変わってしまった侍の『梶川の屏風回し』。
神田紫先生は唯一、切腹前に浅野内匠頭に目通りを許された片岡源五右衛門と忠僕元助の別れの一席。
そしてトリは一龍斎貞心先生が元禄時代の風習や時間の違い、吉良上野介の評判や居合わせた御家人の共感等を丁寧に解説しながらの『内匠頭切腹』の一席。まさに圧巻の語り口で、やはり貞心先生が一番心打つ講談を読まれるなぁと感動しました。
最後に今日は内匠頭切腹の命日ということもあり、貞心先生から四十七士それぞれの名前、父母の名前、得意な獲物、そして戒名が一覧表になった資料を頂戴しました。以前カルチャー講談で資料として作ったものだそうですが、大変に貴重な資料ですので大切に読み解きたいと思います。
来月、4月の泉岳寺講談会は記念すべき50回目。担当でいらっしゃる貞寿先生も折り返し地点まで到達すると喜んでいらっしゃいましたが、出演が貞寿、紅、伯知、琴調という真打4人による特別な会になるようです。
これからも講談協会と日本講談協会の壁を越えて共に開かれるありがたい会が続くことを期待すると共に出来るだけ聴きに行きたいと願う1日となりました。