先日、友人と一緒に勝どき橋近くの朝潮運河船着場へ行ってきました。
目的は屋形船に乗るためです。
屋形船が来るまでの間、桟橋に停泊していた小さなクルーザーが目に留まりました。
そこには少し改まった感じの社員らしき女性やクルーがいて、4人連れの家族を出迎えていました。
その家族の中には、歩行が困難なお婆さんもいました。
両脇を支えてもらって、クルーザーに乗って行きました。
服装も普段着で、パーティーという雰囲気でもなく、何をしているのか不思議に思っていると、友人がネット検索でそのクルーザーが海洋散骨のためのものだと教えてくれました。


私は初めて海洋散骨の現場を目の当たりにしたのです。

友人はさらに、海洋散骨の費用や方法についても調べてくれました。
「これはとても良い弔い方法だ」と彼女は言います。
彼女は私と同じ50代のパート主婦で、現在離婚調停中です。
彼女には、成人して働いている優しい息子が一人います。

 

私は、どうして海洋散骨が良い弔い方法なのかを彼女に質問しました。
彼女の答えは明快でした。

  • 費用が安い:一般的なお墓を建てる費用に比べて、海洋散骨はずっと経済的です。
  • 手続きが簡単:お墓参りや管理、引き継ぎなどの手続きが不要になります。
  • 残された家族への負担が減る:家族にとって今後の負担が軽減されます。

「ましてや故人の遺言だったなら、本当に良い弔いということになるね」と彼女は付け加えました。

私は彼女の話を聞いて「なるほど」と思いました。
彼女自身が離婚後、1人息子が父親と母親の二つの墓を管理するのは大変だろうと考えたのでしょう。
実際、全ての子供が親の墓参りをきっちりとやりたいと思っているわけではありません。
彼女が自分の状況と重ね合わせて話しているのが分かりました。

 

この経験を通じて、私は墓じまいという選択肢についても考えるようになりました。
家族にとっても故人にとっても最善の方法を選ぶことが大切だと感じました。

 

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