駅のトイレにて | Monkey-Times

駅のトイレにて

仕事が終わり、駅へ向かう途中

どうも腹の具合が悪い

痛みは急速にひどくなっていく。


「これは家まで持つまい..」


駅に着き、すぐトイレに行き用をたした。


仕事が終わった後の心地よい疲れと、用をたした後の安堵感に包まれながら、水を流すセンサーに手をかざす。



「ジョワワワ~」



まるで清流のような優雅な水の音。








音だけ!?


僕が手をかざしていたのは

「音姫」

だった。



「笑止!!」(←ラオウ口調で)


僕は慌てることなく、ほんまに水を流す方のセンサーに手をかざそうとしたその時..


「今日ほんまあっついわ~」


誰か入ってきた

音姫はまだ鳴っている。


「しくじった!!私としたことが!!」


これは端からすればアホである。


何故なら男子トイレで個室を使用すること、即ち「うんこ」である。

何を今さら音で隠す必要があろうか。

隠せるものは何一つないのに。


うんこをしていることを却ってアピールしてしまっているではないか!!


男子トイレとは厳しい世界なのである。

時には冷たい目でみられ、時には聞こえるように

「くさっ!!」

と大声で言われる世界なのである。


嗚呼..音姫よ..


何故男子トイレに..

おかあさん。今日、私はとんだ辱しめを受けてしまいました。