R33は電圧降下が激しいのはよく聞く話。
原因はリアバッテリー化による配線が長くなるのとアースが足りないのが原因と言われてます。
当社でもR33のECUセッティング時に電圧降下が原因で燃料の濃度が変わったり、点火エネルギーの降下
が原因でパワーが出ない等があります。
その際はログを確認して電圧を確認すると12V台に落ちていることがあります。
R33の場合はだいたいはアース線の追加で回復することが多いです。
今回は12.9V平均で、エアコンや電気負荷をかけると12.2V。
状況によっては12Vを切ることがありました。
↓これがアース追加前 無負荷
追加後↓ 無負荷
なんだ、ちょっとだけ上がっただけかと思いますが、電気負荷をかけたときの安定性は全然違います。
電気負荷かけたときは12.8V位まで安定するようになりました。
ただ、実はこれでも少し足りなく、おそらくオルタネーターの発電量も下がってきているのではないかと思います。
理想は13.5Vから14V位があれば良いと言われております。
R33は純正バッテリーサイズで13.5V位が普通ではないかなと思います。
自分のR31はバッテリーが80D26サイズをトランクに移設したのと、できるだけ配線を短く、そして太くしたので13.8V位あります。
リアバッテリー移設はできるだけ大きい物で、配線も太く短くが良いと思います。
ちなみにインジェクターは14V時の設計で作られていますので、安定して14Vに近い方が良いのです。
電圧が下がると無効噴射時間が多くなり、噴射量が変わって燃費悪化等になったりすることがあります。
電圧変動は無効噴射に影響を及ぼすので電圧は安定して14V辺りに近い方が良いのはこのためです。
R33等バッテリーが後ろにある車(もしくはバッテリー移設した車)は一度チェックしてみてはいかがでしょう?