皆さまこんにちは、モンキーポッドです。
エドワード7世と聞くと、まず思い浮かぶのはその自由奔放な人生と、彼が残した豪華な5ポンド金貨でしょう。
この美しい金貨には、時代の華やかさと、歴史に名を刻んだ王の威厳が詰まっています。
ですが皆さん、この金貨にまつわる、エドワード7世の隠された物語をご存知でしょうか?
発行年度と詳細
エドワード7世の5ポンド金貨は、1902年に発行されました。
これは彼が即位した翌年にあたります。
発行枚数は約8,066枚と少なく、希少価値の高いコインです。
重さは39.94グラム、金の含有率は91.67%です。
マットプルーフと呼ばれる、つや消しの加工をされていて、イギリス国王の金貨としては、非常に珍しいデザインです。
フランスでの奔放な時期
エドワード7世は、ヨーロッパの上流階級との深いつながりを持っていました。
特に、フランスのナポレオン3世とは友好関係があり、エドワード7世の外交手腕の一環とも言われています。
しかし、それだけでは終わらない彼の物語。
若きエドワード7世は、社交界やパリの華やかな世界に引き込まれ、一時期フランスの娼館に住んでいたという噂もありました。
事実、彼はパリの有名な娼館「Le Chabanais」で多くの時間を過ごし、彼のために豪華な部屋を用意されていたと言われています。
そこには、当時のパリの最も美しい女性たちが集まり、華やかで秘密めいた世界が広がっていたのです。
このような奔放な一面を持ちながらも、エドワード7世はヨーロッパの外交舞台で重要な役割を果たしていました。
彼の自由な生活と王としての威厳、この相反する二面性が彼を特別な存在にしているのです。
まとめ
エドワード7世の5ポンド金貨は、現在はまだまだ過小評価されていると感じています。
圧倒的な人気を誇る、ヴィクトリア女王の皇太子としての重圧を常に感じる日々を過ごした事でしょう。
金貨を手に取るとき、その重みと共に、彼の複雑な人生が垣間見える気がします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。