知行合一、簡単に説明すると「知る」という事と「行う」という事を一体にするって大事だよね。という四字熟語で、調べてみると、この言葉は歴史が古く、起源は儒学者で陽明学の命題のひとつとの事だそうです。

 

 私は読書が好きで暇さえあれば本を読んでいるのですが、読書をするときにひとつだけ気を付けていることがあります。

それは「行動を前提に読む」という事です。本1冊の中に1行でも自分に刺さる部分があれば、すぐに実践するように

しています。

 

 本を読むことによって次の日に少しでも自分に取り入れて、1日たった1ミリでも成長することが出来れば、私はラッキーだと思います。1日たった1ミリでも10日で1センチ、1年でで36,5センチセンチ成長することが出来ます。この成長を自分の背に置き換えて考えると想像しやすいのではないでしょうか。

 

 ここでいう成長は背ではなく、人間力、つまり経験値の事です。実際に本を読んで行動してみると分かるのですが、本を読んで感動したことがあり、「よし、やってみよう」と思い、実際に行動にしてみたものの、ほとんどの事が全然うまくいかない。

 

 作者が、さらっとたった1行で書いてある事が、全然うまくいかない。そんなことは日常茶飯事。それもそのはずで、本というのはその道を極めた方が書いているものなので、1行の中に何十年という月日の苦労や経験が凝縮されているのです。

 

 本を一回読んだだけではうまくいかないのは当然の事なのです。それではどうすればよいのでしょうか。

 

 私の経験では、『うまくいかなくてもとりあえず続けてみる』です。

まず1週間続けているととりあえず合格です。うまくやろうと思わなくても大丈夫です。

続ける事が大切です。次の目標は1か月です。続けるのは大変ですが、初めの1週間よりは少しだけうまくいくようになります。

 

 そしてここからが重要で3か月続けてみてください。無事継続することが出来るようになると、あなたはある事に気付くとおもいます。それはそのころには自分の習慣になっているという事です。

 

 私も多くの人を観察してきましたが、読書好きな人の多くは読書が目的、ゴールになってしまっているために行動をともなっていない人がほとんどで、仮に行動に移せたとしても3日坊主という言葉があるように、習慣にまで落とし込める人は意外と少ないなと感じています。

 

 それは本当にもったいないことだと思います。せっかく知識をいれたのなら、習慣になるまでやってみようというおはなしですた。

 

 ごめんなさい。偉そうにだらだらと書きましたが、私もこれを書くことによって最近全く更新できていなかったブログを習慣にできるように、しばらく続けてみようと思います。