私は今は株式投資からは完全に手を引いているのですが、株式投資歴は15年以上です。
株式投資の名著と言えば、ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』と『証券分析』があります。ベンジャミン・グレアムはあの世界一の投資家と呼ばれる、ウォーレン・バフェットの師匠としても有名です。
株式投資をしていた時に、この2つの本は何度も読み返しました。
ベンジャミン・グレアムの功績として重要な事の1つが、「投資家と投機家」の概念を明確にした事です。
投資と投機、この2つは明確に線引きしないといけないと述べています。
簡単に説明すると、投資とは元本を減らさないように細心の注意を払い、かつ適正な収益をあげるために、しっかり理論武装し、計算した上で売買することで、投機はそれ以外。
今、私が楽しんでいる、仮想通貨、NFTの市場にも投資家と投機家は存在していて、その行動をみると投資家なのか投機家なのかはすぐにわかります。そして、NFTプロジェクトの運営者はなるべく投機家を入れないように目を光らせています。
何故投機家は避けられてしまうのか、、、。
海外のNFT市場では投機家の事をペーパーハンド、略称ペパハン(紙のように握力が弱く、長く持っていられないという意味)で、NFTのプロジェクトの中にペパハンが多いと売り圧力が大きくなり、価格が下がる傾向にあります。
この件は少し前にNFTの世界でもかなりの論争になりました。私個人の意見としては、投機は短期的な視点でみると利益が出ることもありますが、長く継続して利益を出していくのなら、投資家を目指したほうが賢明でしょう。
今回はおおまかな説明となりましたが、投資は今でも続けている、大好きな活動の1つなので今後も何度も話題にしていきたいと思います。