愛情が冷めたわけではありません。
ほぼ、問題がないのです。起こらなくなりました。
まぁ、これが普通なのかもしれませんが・・。
ショップの方を除くと、日本ではトップクラスのかなりの数を見てきた(☆にしてきた)拙者(テンションおかしい)が
その経験に基づき、初めてシマに挑戦する、もしくは2-3度失敗している方向けに、長文、語ってみます。
シマヤッコ。
・餌付かない
・隠れっぱなし
・白点
・原因不明の3か月以内突然死
などが 主要な悩み、でしょうか。
当たり前のことですが、健康な子を選び、それなりの環境に迎える、これに尽きます。
自論がだらだら続きます。ご自身の水槽環境、思想に合わせ取捨選択をお願いいたします。
■餌付かない
・餌付いている個体を購入しましょう(どこを見てもそう書いてますが)
最初は「エサ食べるか見たいです」も口にできなかった拙者ですが、今や「調子よさそうですね」などといい、エサを撒いてもらってます。
食べちゃうと買っちゃいそうになるので、食べないことを祈ってます(笑)。食べると「この子粒餌食べます!」って水槽に書いてあげたくなります(笑)
一度だけ、導入1か月後に餌付いた子がいましたが、そりゃもう感動の嵐です。長期出張中にヨメが餌付かせたのですが・・・
基本、各種粒餌、アサリ、練り餌、冷凍エサなど試しましたが、「甘い期待」で、餌付いていない個体は持ち帰らないほうがいいです。奇跡はそうそう起きませんし、"偶然"には頼るべきではないです(自戒)。
チョウを水槽で餌付かせている人たちは、"達人"と思ったほうがいいです。
同じ理由で、通販での購入もお勧めしません。
よっぽど懇意にしていて素性を知っているショップなら別ですが。
・冷凍ブラインに餌付いてる
何も食べないよりましですが、水槽内に食べ残している ぐらいの食欲なら待ちましょう。
なにしろ「粒餌たべます」と出ていると、一瞬で飛ぶように売れちゃいますが、次の機会を待ちましょう。
セールなどに踊らされてもいけません! シマヤッコはほぼ年中入荷します。夏~秋のほうが4-5cmサイズがそろいますが。
・サイズは、4-5cmが良いと思います。
何しろ、かわいい。ちがうか(笑)
一般論通り、大きいと食性の好みが出来上がってるし、ベビーは弱い(し、高い)。
■隠れっぱなし
・60cm規格以上の水量水槽内に、十分「通水」する、隔離Boxでの餌付けをお勧めします。
60cm規格以上
でないと、水質、水温の変化を最小限にした維持が難しい(面倒)と思います。
隔離Box
本水槽に放流すると、目の前にエサを落としてあげようとすると、膨大なエサを撒かないといけないので。
あと、通水。これも大事な気がします。通水穴を増設したいぐらいです。水流ポンプで ふちをざぶざぶ乗り越えるぐらいでもいいのではないでしょうか。
特に外部濾過のみの方は融けてる酸素量が多くないと思うので、さらにお気をつけを。小型のプロスキ併用の方も爆気量を過信しないことです。
なので、外掛けタイプの隔離Boxはお勧めしません(持ってますけど)
最初の2-3日はカーテンでもしておいてあげると、いいかも。か、近づかないか。ただ、粒餌に餌付いている場合は、カーテンはすっとばすことが可能と思っています。
■餌付け
なにしろ、ショップで粒餌に餌付いていることが前提です。
しつこいですが、チョウの餌付け成功体験がない方は、餌付いていないシマは買うべきではないと思います。
さて、隔離Boxの続きですが。
底にも穴が開いてるタイプか。拙者は穴が開いていないタイプです。エサが浮いてる/舞ってる最中は、人の気配もあり落ち着いていないと思います。
給餌後、身を隠し、シマが落ち着いてから、エサをついばもう・・となってもらうためには、底に穴が開いていると、すべて下界へ流れてしまいます。
一番の問題は、残餌です。エビもヤドカリを怖くて入れられません。シュポシュポも驚かせるので使いたくありません。そのまま残すと病原菌も繁殖しそうです。
これには困りました。しょうがなく、夜中に寝ぼけてることを期待して、シュポシュポで残餌を吸ってました。
φ2cmぐらいのシュポシュポなどあればいいのですが。あとはサイフォンの原理で、φ1cmぐらいのチューブで吸うか。これが負担が少なそうですね。
また隠れるものが必要です。塩ビパイプがよいでしょう。掃除もできますし。100-200円弱でホムセンで購入可能です。適度に洗って。前面とは平行に配置(人影が見えないように)。
ライブロックを入れていたこともありますが、身が隠れるようにすると、まぁまぁ量を入れる必要がありますし、重量で吸盤などが外れて脱走事件にもつながります。LR表面をつつくのを見るのは安心しますが、粒餌に集中してもらいましょう。
自作隔離部屋エサの粒の大きさ
一度「食べられない」と認識してしまうと、口にしなくなると聞いたことがあります。
少し小さめの粒餌を用意しましょう。拙者は3.5cmのチビに、デルマリンSを使ってます。
メガバイトのSは少し大きく、少し水を含むと、大きくなって 見向きもしません。もちろん食べるようになれば主食候補です。
ベビー用のパウダータイプも逆にダメでした。
1日目は希望を込めて、2-3粒。2日目から始めましょう。3日目には餌付いてほしいですね。なにしろ、店で餌付いてたはずなので(しつこい)
一週間程度で環境に慣れるのではと思います。
4cm以下で、飼い主さんにおびえておらず、休日でかまってあげられる場合は、数粒づつ、1-2時間おき、など給餌できるといいと思います。
食べ初めて二週間目は、各種手持ち粒餌をトライされてはいかがでしょうか。残したとしても隔離Box、回収は容易です。
何でも食べる、クレクレもしてくるようになれば放流です。通水、閉所ストレスの心配もあるので、早めに放流したいところです。
ここまで、何も食べないとちょっと焦ります。
本水槽に放流して、コケ、ヨコエビなどで、粒餌に気が向くまで、耐えてもらうか・・。可能性は高くありません。しつこいですが食べてた子を。
スポイトに慣れてくれると「ここからメシが出る」とちなみに 初めての経験ですが
現在大事に大事に育てているチビニシキは、水面の浮き餌を ほとんど残します。
最初は沈下最中のものしか食べませんでした。なので、指でつまんで、水中に漬け、パラパラ落とし給餌しています。今では指をツンツンしてきます。ご参考まで。
■隠れっぱなし
ショップで粒餌を食べてて、水合わせ後、本水槽にドボンせず、隔離Boxで 1-2週間餌付けした前提では、隠れっぱなしになることは少ないと思います。
外界をうかがうそもそも、シマヤッコ単独飼いにしましょう。
カクレクマノミでも、1-2cmまでです。ハタタテハゼやベントス系のハゼなどは大丈夫と思います。
そしてシマヤッコ単独飼いで、3か月の壁を突破しましょう。
5-6月に、4-5cmのシマを導入できると、8-9月のスミレシーズンに間に合います(笑)
ちなみにうちでは スミレ4.5cm -> シマ5cmの順で入れたため、地位はスミレ>シマです。体はシマのほうが大きいのに。
■白点
拙者は白点の原因となるムシ?菌?とは共存する前提です。(性格がいい加減なので、完全検疫が面倒・・)
少々なら舞ってても罹らせない健康体に。もしくは卵でおとなしくしててもらう。
準備
立上げから半年以上の濾過がこなれた水槽環境
60cm規格水量に 2cm程度のカクレ1-2匹、もしくはハタタテハゼ1-2匹などで立上げ、醸成。
ストレスフリー
他のヤッコはできれば避ける。大きいスズメ、カクレなどにも捕食の勢いで負けることも。
先住魚なしが理想。最悪でも2cm程度のカクレ1-2匹、もしくは小さいハタタテハゼかベントスハゼ1-2匹まで。
2匹飼い。拙者にはレベル高すぎた。融けてる酸素量(酸欠)
外部濾過で、何度新魚を迎えても1-2週間でダメにする場合(原因不明含)、酸欠を疑ってもよいと思います(アンモニア、亜硝酸検出がない前提)。
特に、飼育量が増え、濾過が働き出すと、濾過細菌の酸素摂取量も増えますし、硝酸塩を減らすために炭素源を投入されている場合は、さらに酸素が消費されます。「水流ポンプで水面を揺らすだけで十分」、という記述を見ますが、上記の条件がそろってくると、外部濾過では厳しい場合があると思っています。
上記条件がそろった場合、小型プロスキの爆気力も過信厳禁です(しつこいですが)。
拙者は、水流ポンプで水面をモコモコさせたうえで、金魚ブクブクを使用しています(泡の処理が必要ですが)。プロスキは海道達磨。さらにサーフェイススキマー使用。
止水域がなるべくできないように、水流ポンプを使用し気を付ける、夜はそういうところで寝たがると思うので。特にもともと低酸素が疑われる場合。
導入の淡水浴
できればショップで淡水浴されたものを。拙者は4-5cmあれば、キッチン用の500ml計量カップで1-2分行います。
4cm程度以下の場合は怖いので、飼育水+カルキ抜き水道水 50:50で1分。
その後、チューブで飼育水点滴、+3分程度をめどに行っています。あまり効果はないかもしれません。
ところで、そうなると、水合わせ、水温合わせは いつどうやってやるんでしょうね(苦笑)
拙者は、ショップの残水を500mlになるまで捨て、チューブを結んで流量を絞り、飼育水を点滴。水量倍を2回した後、手ですくい、水温合わせた淡水にドボン。Phは見てません(だめじゃ~ん)。淡水浴明けは、飼育水の点滴で。夏、冬はその間の水温変動にも注意を。
いいかげんですね~。今晩、水道水のPh測ってみよ。
ちなみに3.5cmベビーニシキの時は、淡水浴は怖いので行わず、水合わせを丁寧にして導入しました。
換水
乱暴な換水をしない。飼育水に対して、できる限りプラスマイナス1℃の範囲で、1/4程度。
硝酸塩
アンモニア、亜硝酸は検出なし。硝酸塩も20ppm以下にはしておきたいですね。
じわじわ超えるのはだいじょうぶと思いますが、長期飼育を目指すには、さらに下げてキープしたいと思います。
比重
基本通りで。ちょっと低比重のほうが魚が楽、という記述も。1.021-1.022ぐらいか。うちはサンゴもあるので1.022-1.024です。
Ph
燃焼系の暖房器具使用時は換気/Ph注意。
水温
クーラー(必須)、ヒーターを完備して 1日の変温は 2℃以内ぐらいにはしたいですね。
あと、販売水槽の水温を聞くか、見ておく。自宅水槽が25℃で、販売水槽が23℃だったりするとちょっと気持ち悪いです。
それにしても50Lぐらいの総水量はほしいですね。
お店から持ち帰るとき、夏、冬は、クーラーボックスか、発泡スチロールの箱に入れて運びましょう。
水温変動を最小限にとどめられます。
底砂掃除
毎週ザクザクやるか、まったくしないか
濾過槽掃除
掃除後、濾過機器内で1-2時間循環させててから、本水槽へ。
さて。
これらの状態だと、正味、白点発病しないと思います!
あっても、掃除後に尾鰭が薄くポツポツ濁る、とか。
大きな白点が体表中についたり、バタバタ死んでいくような場合は、もう薬浴などはあきらめて、換水、濾過槽掃除を適度に行い、2-3か月水槽を休ませるほうが良いと思います。
あとは、ゆっくりゆっくり、水槽の収容許容を考えながら、控えめにお魚の追加を。
■餌付け以外のショップで見ること。
・たたずまい
ダメ
×オドオドしてる
×ボ~っとしてる
×意味なくびゅんびゅん泳ぐ
×上下に泳ぎ続ける
×体表をこすりつける
×背肉がペラペラ(在庫魚)
×明らかに病気
最低限
△粒餌を目で追う
△まぁまぁキョロキョロ目を動かす
△水槽、ライブロックをつく
ここから本腰入れて
○水槽の前に立つとこっちに寄ってくる
○目を合わす
○背ビレを時どき広げる(好み)
○水槽全体をゆったり泳ぐ
○生気がある!
!たくさんの在庫魚のなかから選べるか(消去法で選ばないために)
ショップへの入荷処理
?黄色い水に泳がしている
?黄色い水に泳がしていない
?青い水に泳がしている
?青い水に泳がしていない ---これらはどちらが正しいか拙者はわかっていません
?淡水浴をしていない
?ほかの魚たちは元気か
?休業日明けなどの朝一に行って、死んでる魚は多くないか
!ショップが信頼できる現地シッパーから輸入しているか・・・普通、知る由もないですが・・・
採取方法、現地キープ環境、輸送梱包などなど・・
それなりの条件をそろえているのに、それでも1か月以上~3か月以内の突然死が多い場合、ここを最後に疑うことになると思います。
・・・・・
・・・と考えると。
絶対やってはいけないのは、衝動買い!!
この前しちゃったけど(税抜2980円)、失敗。
販売水槽で、じっくり観察して、何便も見送る覚悟で、ゆっくりゆっくり。
できれば長期飼育されている方の水槽で、健康なシマがどういうものか、見せてもらうのが一番近道かもしれません。
結果、拙者の場合、50kmの道のりを車を飛ばしてでも 条件がそろうショップに 見に行ってしまうのですね。
その場合、「必ずお持ち帰りしなければ」、という よくないプレッシャーがかかりますが。
そのショップは通販でもはずれは少ないものと思います。現時点では。
ご参考になりましたでしょうか。
ちなみにすべてマニラ便について、でございます。
所詮、シマ半年未満のぺぇぺぇが、60cm規格に シマ、スミレ、ニシキを混泳させる虐待飼育者。。。
90x45x45水槽にゆったり 泳がせてあげたいなぁ。
ご指摘、ご指導、ご質問などございましたら、皆様、コメントお願いします。