みなさま、お久しぶりです。

久々の更新です!

昨日、以前よりお世話になっております

かまくらさちこさんがいらっしゃるSVA主催の

「カンボジアに絵本を届けるセミナー」に行ってきました!

$ごく普通の大学生がフットサルでカンボジア支援に挑戦するブログ


僕たちMONKEYMAGICは昨年よりフットサルイベントを開催して
お金を集めてきました。

その皆様からいただいたお金を絵本という形でカンボジアに貢献できたらと考えています。

ただ、以前より「ただ、送るだけでは意味がない」ことは言われていました。

大切なのは「絵本がいかにしてカンボジアの子供たちの手に届き、実際に読んでもらえるか」です。

そのあたりのことを学びにセミナーに参加しました。


会場は、なんと天下のJAPANESE SHOUSHA(商社)、三菱商事です。


SVAさんは以前より親交があるようです。


セミナーでは3年半のカンボジア駐在より戻って来られた鈴木さんがお話しされていました。
その中で出てきた写真を見ながら僕らが昨年言ったカンボジアの景色、人を思い出しました。


世界には7200万人もの子供が学校に行けていない子供がいること、そして7億5900万人もの成人が読み書きできないことを知りました。


改めて数字を知ると今までよりも実感がわきます。


こういった学習環境の未整備が貧困の大きな1要因になっているのは間違いありません。
そのため世界的な支援の流れとして教育支援が行われています.


そういった教育支援の1つの行動主体としてSVAさんは活動しているということです。
そして絵本を贈る活動をしています。


しかし、絵本を送るだけでみんながうまく使ってくれるとは限らない。というかほとんど使ってもらえないそうです。
実際にあった話では絵本が貴重すぎて鍵のかかった棚にしまわれる であったり、
図書館に人が全く来ないことなど。



やはり支援というのは金持ちの先進国側が楽できるような形をとっても形骸化するようです。(特に、教育は)


では何が必要か。
図書館スタッフの教育がたいせつなんです。


なにせ、カンボジアでは図書館自体になじみがありません。
だから、どう本を置き、どうやって管理していいのか見当もつかないはずです。


だから物置のような薄暗い空き部屋に本が平積みにされて終了・・・
みたいな感じになります。当然子供は来ません。その結果本が忘れ去られていく・・・。



だからそれを教える存在が不可欠なのです。



図書館スタッフに本の管理から見やすい置き方、読み聞かせのやり方、そして図書館の飾り付け方
などを現地に行って教えることが必要です。
しかもただ、教えるのではなく定期的に訪問して改善されたか、実際に図書館は子供たちに使ってもらっているかをチェックするアフターフォローも不可欠です。


こういった地道な改善があるから図書館が機能し、そこで初めて日本人が絵本に込めた思いが現実のものとなるんだな、と思います。


やっぱり、日本人で途上国支援に興味があって、経済的に大きなことができる人がいても
それだけじゃだめで、本当に信念もって現地で地道にやってくれる団体の存在は大きなものだと痛感しました。


こういった機能は僕らにはやっぱりできないので。


ということでこれから僕らは本格的に絵本作成に取り掛かります。
できた絵本がどうすれば子供たちにとって有益なものになるかが学べた素晴らしいイベントでした。


みなさんもよかったらSVAさんの活動を見てみてください。


SVAの絵本を送る活動はこちら。



SVAさん、ありがとうございました!!



MONKEYMAGIC
けん