やたらと大きい声で話す。
やたらと愛を語りたがる。
やたらと前髪を気にする。
やたらと映画の話をする。
やたらと煙が目にしみる部屋で。
やたらと暗いこの部屋で

君は今なにをしてる?
TVの音を消してその明かりだけで
生きていけないこと知ってるから。


やたらと大きいサングラス。
やたらと長いラブソング。
やたらと赤いモノを嫌う。
やたらと惨めな小説読みたがる。
やたらと派手な茶色のトランク。
やたらと薄いスカーフ投げて。
やたらと早口で話す君。

雲はどこへ行った?
深い海の底にある宝石をイメージしたビー玉舐めながらつぶやいた。

お気に入りの服を着たら温めたミルクに浸かって鼻歌を歌ってみるよ。
あの時の君みたいに。

そんなもんだよ。

あの高いビルの上からは何が見えるの?
この世界の果てかい?
それとも僕らの行き着く先かい?

バイバイブルームーン。
もう夜明けだよ。

やたらと月がキレイでさ。
やたらと泣きたくなるんだよ。