僕はそのまま空を見上げた。
暮れかけている事もあって空はオレンジ色。
ちょうどテーブルクロスにオレンジジュースこぼしたみたいな、そんな感じ。


ペリエのビンを集めてるクロエはロカビリーを大音量で聴きながら
今日もテラスで一杯ひっかけてた。

伯父さんがやってる工場で魚を缶に詰める仕事に空きができたからってクロエを誘ったてみたけど
魚は缶詰にされるために生まれたんじゃないわ。って機嫌を損ねた。

ちょうどボールキャッツのレコードが終わったときだったと思うよ。
クロエは立ち上がって世界が終わるときもこうしていたいって歌いながら新しいハイネケンを開けた。


空はもう暗くなっていた。