例えば、この星が壊れる前にどっか違う星に行ってさ。

そこで暮らすの。
夕日がキレイに見える丘のうえに小屋を建ててさ。

寒くもないのにクリームシチューが食べたいねって君が呟くんだ。

庭にいろんな色のガーベラを植えてさ。
二人の子供にこの星の話をするんだ。

風に飛ばされた帽子は風にあげようって歌ってさ。
暖炉の前で羊とナイフの物語を聴かせてやってくれ。
眠たくなったらベッドに行けばいいしさ。
夜は闇だけど月の光で本だって読める。

スープができる音で目覚めるんだ。
夏でもスープをつくる君らしいだろ?

今とは違う世界だから
想像することが大切なんだ。
早くもないしましてや遅くもない。
ちょうどいいんだよ。
そんな生活を。