ふと思い出したのが、この選手だった。
流星仮面、マスクド・スーパースター。
小学生当時、確か金曜8時がワールドプロレスリング。
当時のカードと言えば、
猪木VSマードック、猪木&藤波VSマードック&アドニス、
猪木VSスーパースター、猪木VSバッドニュース・アレン、
といった試合が定番だった。
ちなみに、バッドニュースは、アレンかブラウンか別れるところ。
個人的にはアレンの方がしっくりくる。
延髄斬りを食らえば、江頭2:50ばりにビヨーンと倒れるのが懐かしい。
ちなみに延髄斬りを食らうのは8:45。生放送だから。
で、マスクド・スーパースターというのは、
覆面レスラーで、
昔よく、紙のお面で、目鼻口をまあるいカドの四角でくり抜き、
目の上に星を3つほど書いて、
紙のマスクド・スーパースターお面を作った記憶がある。
紙のプロレスではない。
猪木が試合中、たまにスーパースターの覆面に手をかけるシーンがあったりして、
そのときは興奮したなあ。
当時は正体が誰かとか全く知らず、謎いっぱいで見ていたものだから、
正体がわかるかと思うと興奮してね。
アゴが見えたりしたら、オオオッ!と心拍数があがったものでした。
こんな試合がありました。
1981/8/6 蔵前国技館
▼賞金3万ドル&覆面はぎマッチ・60分1本勝負
アントニオ猪木 VS マスクド・スーパースター
賞金734万1千円=3万ドル。
当時のレートを計算すると、1ドル244円70銭ということになります。
時代ですね(笑)。
当時はケロちゃんのコールも長い。
「ますくど~~~~~~・す~ぱ~~~~~~~すた~~~~~~~~~~」
平成に入ってからだったら、
「ますくど~~~・す~ぱ~~すた~~~~~~」
って感じでしょう。
さあ、そんな賞金か覆面かの試合は、
開始から放送席が、猪木は負けられないんだと煽ります。
「IWGPに向けて、猪木は負けられない」と桜井さん。
しかしスーパースターのネックブリーカードロップが決まり、
放送席は、「これはマスクド・スーパースターの心理作戦だ」と。
小鉄さんも、「スーパースターはこれで絶対勝つんだと暗示をかけている」と。
「でも最終的には別の技で来る」と、小鉄さんは自信満々。
実況の古舘伊知郎も、このネックブリーカーひとつで、
ただならぬ状況を説明します。
いいですねえ、当時のプロレスはこの、放送席も大きな一役を担っていましたね。
そう言われると、そう思っちゃうから、
猪木大丈夫か??と必要以上に心配になったものです。
猪木はスーパースターの腕を狙っています。
これを古舘さんは、「スーパースターの得意技・フライングスリーパー封じの作戦でもありましょうか」と説明。
しかし、これを簡単に否定したのが小鉄さん。
「そうじゃなくて、猪木選手はぼくと同じような考えでですね、パワーがあるから腕を殺さなきゃ」と思っているとなぜか自信満々。
ちなみに古舘伊知郎の「~でありましょうか」は、
懐かしいフレーズですね。
こういう語尾を用いることで、何やらただならぬ雰囲気を醸し出していたものです。
対するスーパースターは、猪木の首を執拗に狙っています。
桜井さんは、スーパースターは「ハンセンの(対猪木戦での)首降りの効果を見て、猪木の首がウィークポイントと見定めている」と解説。
スーパースターが攻め込みますが、
猪木のコブラツイストが出た!
ということは、おそらく時刻は8:40ぐらいでしょう!
そして、これが懐かしい!リバース・インディアンデスロック!
猪木のリバース・インディアンデスロックというと、
猪木が自身の体を受け身をとるような形でキャンバスにバーンと倒れるのが懐かしい。
そして!ボウアンドアロー!弓矢固め!!
懐かしい昭和の技の祭典!!
態勢が崩れたが、懐かしい!
その後、スーパースターが反撃するも、ドロップキックか何かを自爆し、
猪木の延髄斬り!!8:45だ!
おお、スーパースターも江頭ばりの倒れ方!
これは効いている!そして、卍固めか?
いやいや、フィニッシュホールドは違った!
ジャーマン・スープレックスホールド!カウント3!!
「ダァーーーー!」
猪木が勝ちました!!
さあ観衆の興味は、マスクはぎだ!
しかし、猪木がマスクをはごうとすると、スーパースターのセコンド陣が救出しにかかる。
猪木はマスクははいだものの、すぐにタオルで顔を隠されて控室に直行するスーパースター。
そうです!覆面はぎマッチとは言っていても、
正体を見せますなんてことは一言も言っていないのである!
せっかくリングサイドに押し寄せたのに観衆は無念の表情。
猪木も、逃げやがってコノヤロー的に、はいだマスクを踏んづけて、
全てを解決する「ダァーーーーー!」
「あの久々の大技、ジャーマン・スープレックスホールドで、猪木が勝ちをおさめたわけであります!!」
この「~したわけであります」というのも、古舘語調ですね。
そんなこんなで、もう時刻は8:50近いでしょう。
次週のカードをテロップ付きで告知する時間ですよ!
動画ではカットされていますから、この記事でテキトーに紹介しましょう。
来週は杜の都・仙台から、
アントニオ猪木VSコンガ・ザ・バーバリアン、
藤波辰巳&木村健吾組にはバズとブレットのソイヤー兄弟、
そして、NWA世界ジュニアヘビー級選手権試合は、チャンピオン「謎のアストロノーツ」ザ・コブラに「マスクはぎの名人」小林邦昭が挑戦します。
(時期が合わない(笑))
それではここ、蔵前国技館から失礼させていただきます!
皆様ごきげんよう!さようならー!!