三沢の試合後のコメント | 酋長のブログ

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日々のあれこれ思うことをつづります。

今日は9/10ということで。

1995/9/10 日本武道館
▼三冠ヘビー級選手権
<王者>三沢光晴 VS <挑戦者>田上明



「まあ自分も、ホントに、できる、力は、出していきたいと思いますホントに。ただ、やっぱキツくなってるってのは、正直言って、今の気持ちですよね」

95サマーアクションシリーズ開幕戦、この試合の3週間前ぐらいでしょう、
三沢は試合中に右ヒザの靭帯を断裂したみたいなんですね。

普通なら試合ができる状態ではないとは思うんですけど、
それでも、エースという立場もあるだろうし、
三冠の試合が組まれたというのもあるでしょうし、
休むことは許されない状況なんでしょうね、
当時の三沢光晴というのは。

さらに、顔面、目にも不安を抱えているとのこと。
そういう状況での三冠戦、きつい状況だったのは間違いありません。

それゆえ三沢は短期決戦に出て、
結果、三冠戦としてはやや短いと思える20分での決着でした。

その苦しさゆえのコメント、とも取れるんですが、
それだけではないように思いますね。
それだけでは、三沢がこんなコメントをするとは思えないんですね。

ちょうど、四天王プロレスがピークの時期にあると思うんですが、
ここから全日本だけでも5年、四天王プロレスが続くんですね。
ここからの5年は、特に三沢と小橋の超死闘が続くわけです。

いやしかし、この試合のフィニッシュ、
ローリングエルボーは、史上最高のそれではないでしょうか。
動画時間にして24分30秒過ぎ。
放つまでのタメ、技の破壊力、ハンパなく決まっています。
田上が吹っ飛んでますもんね。

やはり、逆境の方がすさまじさが出るように思える三沢ですが、
どんな状況でも、このような試合を、期待され、
ある意味、それをせねばならないんですよね。

「やっぱキツくなってるってのは、正直言って、今の気持ちですよね」

代わりがいないって、キツいんでしょうね。
弱い私なら、すぐに逃げ出してしまいそうです。