日馬富士の全勝優勝なりました。
白鵬は完敗。
もうちょっと熱戦を期待したのですが、
日馬富士の形になってしまいました。
九州場所を終えた段階で、初場所で日馬富士が全勝優勝すると、
横綱審議委員の方々は思ったでしょうか。
思った方がいらっしゃるとすると、さすがですね。
さて、今日、一番印象に残った力士は、
誰あろう、勢です。
良いですねえ。
何が良いって、取り直しになったあと、
勢は土俵上で何か言ってるんですよね。
何を言ってたのかはわかりませんが、
あの表情を見るに、
~ようし、もう一番。望むところ。
もう一番取れるのは幸せ。思い切って自分の力を試そう。
把瑠都関、よろしくお願いします。真正面から行きますよ。
自分の相撲を取り切りますよ。全力でぶつかります~
そんな感じに思えました。
取り直し前の一番も、取り直しの一番も、
把瑠都に左上手を取られ、
勝つためには分が悪い格好でしたが、
あの把瑠都に対して、四つ相撲で、
真っ向からぶつかっていき、
そして相撲を取っている勢に、
大きな魅力を感じました。
立ち合い変化するわけでもなく、
小細工するわけでもなく、
一生懸命に真正面から立ち向かって行くその姿に、
勇気とかではなく、なんというかな、
「光」を見たような感じです。
この気持ちを忘れないでほしいですね。
正直、今場所の西前頭5枚目は、
勢には厳しい番付だと思っていました。
しかしどうして、勝ち越したじゃありませんか。
昨日は栃煌山をも破りました。
来場所は横綱大関と当たる地位に上がるでしょう。
今度はそうは勝てないと思います。
跳ね返される可能性は大きいでしょう。
上位にとっては、真っ向からぶつかってくる勢は、
現状ではひょっとしたらやりやすい力士に属するかも知れません。
しかし、勢は、相手を研究することはあっても、
変に小細工することなく、
自分の相撲を取ろうと、徹するでしょう。
何より、その面構え、
今日の取り直し時に見せたその心意気に、
私は期待せざるを得ません。
相対的に生きていないんです。
絶対的に生きているんです。
しかも、相撲が好きなことが、他の力士より強く感じられる。
大阪出身力士に、また魅力あふれる力士が出てきました。
来場所はご当所。
そう簡単ではない地位での毎日になるとは思いますが、
存分に稽古し、存分に楽しみ、
無我夢中で頑張る勢に期待し、応援したいと思います。
気持ちのいい相撲を楽しみにしています。
そのためには、何よりケガをしないことでしょう。
体調管理には気をつけて、
春場所に臨んでください。
栃煌山、把瑠都と五分に渡り合ったといってもいい昨日今日は、
大きな財産となったことと思います。
頑張れ勢!応援します!