私が大好きな世界最強タッグ決定リーグ戦です。
当時は毎年末、大阪府立に見に行ってました。
93年は、あのハンセン&馬場組結成の年です。
当初はハンセン&デビアス組でのリーグ戦参加だったのですが、
デビアスがリーグ戦序盤で負傷、リタイアしたため、
まだシリーズ序盤ということで、ここで大英断が下されます。
ハンセンと馬場さんのタッグで、再度リーグ戦を仕切り直す、
ということになりました。リーグ戦のスケジュールも組み直されました。
こういう英断を、大相撲夏場所千秋楽にしてほしかった。
また、この件は記したいと思いますが、あれは、琴欧洲が悪いのではない。
だって好きでケガしたわけじゃないのだから。
そうではなく、事後処理ができなかったのが悪いのです。
話を戻します。夢のタッグ結成です!
やっぱり、馬場さんがハンセンと組むということで、巷では、
「馬場&ハンセン組」
という呼ばれ方をしましたが、馬場さんは、
「ハンセン&馬場組である」と言いました。
あくまで自分はデビアスの代役であり、ハンセンが主なのだ、
という馬場さんのお気持ちなのです。
ここにも馬場さんの素晴らしさが現れていますよね。
そんなハンセン&馬場組は、もちろん強力なチームということもありますが、
突然の夢のタッグ結成で、大きな話題となりました。
そして大阪では、
世界最強タッグ決定リーグ戦
公式戦・30分1本勝負
川田利明、田上明組
vs
スタン・ハンセン、ジャイアント馬場組
というカードが組まれました。
何回かYouTubeにて見ていますが、
また、久々に懐かしく見させてもらいます。
何度見ても、いいものはいいのです。
ハンセン&馬場の夢の連係。
コーナー対角線上に、ハンセンが田上をふる。
そこに馬場の十六文キック。
今度は馬場が田上をふる。
そしてハンセンがウエスタンラリアット。
見たかった。見たかったなあ。。。
試合中盤に決まりかけますが、
最後のウエスタンラリアットは不発。。。
でもハンセンとダブルの水平チョップ、
ダブルのキックは決まります。
しかし、終盤は馬場さんがつかまります。
川田の顔面キック、川田の思い切りうつ水平チョップ、
川田&田上のダブルのタックル。
25分経過。
あと5分か!30分しか時間がないなんて!!!
その後も馬場さんは攻め続けられる。
田上の延髄斬り、川田のバックドロップ、
ハンセンもなんとか馬場さんを救おうと、
川田を蹴散らしてタッチを求めるが、
それも田上に阻止される。
残り時間3分!仲田龍リングアナのコールとともに、
見ている我らの焦りが高まる。落ち着いてられるか!
とうとう川田&田上の連係!
今度は馬場さんがコーナーにふられ、
田上ののど輪落とし→川田のラリアット!
まさか、ピンフォール負けか?!
カウント1、2、、、馬場さん返した~!
不敵な笑み、馬場さん!
しかしハンセンが川田に顔面蹴りを食らい場外に!
馬場さん、孤立!
非常にヤバい!
リング中央で川田のストレッチプラムが決まる!
耐える馬場さんに若林アナも「馬場、頑張る!」の実況から、
「馬場、頑張れ!」
に変わる!
一度はハンセンがカットするも、田上にハンセンがつかまり、
分断された!
タッグマッチでは負けパターンだ!!!
再度ストレッチプラム!
馬場、まさかのギブアップか?!
やめて、馬場、逃げろ、ロープだ!ロープだ!
ジリッ、ジリッとロープに近づいた馬場さん、
ロープブレーク!!!
しかし川田がフォールの体勢!
ワン!ツー!、、、返した~!!
残り時間1分!
もう見ている我らは、冷静で、いられるか!!!
これが、
最強タッグ・30分1本の良さ!
この興奮、60分1本では味わえない!!!!!
今度は田上ののど輪落としだ!
ヤバいヤバい!ハンセンがカットするも、タッチできない。
馬場さん、フラフラ!
田上が戻ってくる!時間がない!
その時であった!!!
馬場さん!
ランニングネックブリーカードロップ~~~!!!
館内は興奮のるつぼと化す!!!
大逆転か~?!!!
馬場さんがフォールに入る!!!
「30分時間切れ」
一瞬の静寂に、仲田龍リングアナ。
残念!時間切れ引き分けです。。。
「え~~」という館内は時間切れを惜しむ声、、、
しかしその後、温かい拍手に変わる、、、
馬場さんが手をあげて応える。
大きな拍手。。。
この30分時間切れという制度、
これがあったからこそ、
時間切れ引き分けなのに、勝負がついたときとは違う満足感、
何か心が満ち足りたものを感じることが多かった。
残念なんだよ、でも、とても充足感であふれるんだよ。
だから「え~~」のあとに大拍手なんだよね。
毎年素晴らしいシリーズでした、世界最強タッグ決定リーグ戦。
あの当時は、これを見なければ年を越せない、
そんな「暮れの風物詩」でした。
暮れならではの、せわしい中の寒い時期というのも、
趣き深いものでした。
MonkeyFlipが毎年年末にやるようになったのは、
たまたまなんです。
でもね、
だからこそ、
なんだか、うれしいのです。
松江くん、ありがとう!
そして馬場さん、ありがとう!