設備工事会社に勤めるEさんが、

給湯器の修理に出かけた際のことです。

機器を確認したところ、

修理は不能で、新規入れ替えをすることになりました。

迅速な対応を心がけたEさんは、

資材問屋の営業担当部署へ機器の在庫確認をしました。

しかし「わかりません・・・」と

沈黙する先方の対応に、

仕方なく他社へ依頼することになりました。

電話対応や受付業務の対応時に、

「わかりません」という言葉は、

対応者のみならず会社の信用も失わせます。

それはたとえ新人であっても同様です。

自身の業務内容を把握していれば、

「わかりません」から

「確認します」へと回答は変化しますが、

実際の現場ではわからないことも多くあるでしょう。

その際、

わからないことを個人で抱えるのではなく、

上司や先輩に相談するなどの対処が求められます。

場合によっては他部署との連携を強化することで、

自身の担当業務に広がりも出てくるでしょう。

個々人が

「社の顔」としての自覚を持ち、

責任ある言動を保ちたいものです。