生活習慣には人柄が表われるものです。

例えば、

メモを頻繁に取る人や、

整理整頓を習慣的に行なう人は、

几帳面な人が多いでしょう。

新入社員のSさんは、

朝起きが苦手で、

出勤時間ギリギリまで

寝ていることがよくあります。

そのような日には、

髪を乱して職場に駆け込むことになります。

それらは勤務態度にも影響しています。

仕事に臨む姿勢が整わないため、

業務は滞り、

期限ギリギリまで先延ばしにしています。

そのような後回しの姿勢では、

仕事が上手くいくはずがありません。

気持ちが焦るばかりで、

ミスを招くことも多くありました。

度重なる上司の忠告も聞き入れず、

自分本位の行動を繰り返していたある日、

重大ミスを起こしたのでした。

ようやく心を改めたSさんは、

就寝と起床の時間を

一時間ずつ早めることにしました。

その後、

ミスも減っていったのです。

もっと寝ていたい>という気持ちに勝つことで、

決断力や行動力が身につきます。

習慣が変われば、

人柄や仕事力も変わっていくのです。