事務職のYさんは、

処理しなければならない

業務が山ほどあります。

その上に、

次々と仕事が舞い込んできます。

早急な書類作成の途中でも、

取引先からの電話が頻繁にかかってきます。

用件を記入するメモは準備しているのですが、

机の上は書類であふれ、

メモ用紙が見当たらなくなることがよくあります。

そのような時には、

その場にある書類の片隅にメモをします。

しかし後になって、

大切な用件をどの紙に書いたかが、

わからなくなってしまうのです。

その結果、

取引先に多大な迷惑をかけてしまったことが、

数え切れなくありました。

Yさんの職場では、

本誌『職場の教養』を

使用した朝礼を行なっています。

その中に時折載っている、

整理整頓や<後始末>の話を読んで、

自分の身の回りの整理整頓が

できていないことに気づきました。

毎日少しずつ整理整頓をしていくと、

机の上がスッキリし、

確実に用件をメモできるようになりました。

仕事も順調に進むようになったと、

Yさんは言います。