会社員が昼休みや終業後に、



喫茶店や居酒屋などで、

会社や上司への不満を

言い合う光景がしばしば見受けられます。

親しい同僚同士の愚痴のこぼし合いは、

欲求不満のはけ口としては

よいかもしれませんが、

それ以上のものには決してならないのです。

特にお酒を飲みながらの不平不満からは、

仕事の改善や建設的な考えは

ほとんど生まれず、

他人や業務のけなし合いに

発展するだけでしょう。

たとえ、

良いアイデアが閃いても、

酔いが冷めると同時に消えてしまいかねません。

スポーツや芸術のプロの世界では、

自らの演技や競技の結果に

生活と生命を賭ける厳しさがあります。

そこには、

誰が悪いとか仕事が嫌いなどといった、

不平、

不満が入る余地はありません。

プロ意識に目覚めた社会人であるならば、

会社や仕事についての不平や不満は、

陰でコソコソ言うのではなく、

会社や上司に対して堂々と進言しましょう。

「自分はこうしたい」

という改善案を提示して、

改革を図るべきなのです。