「自分が好きですか?」

と問われたなら、

どのように答えるでしょう。

また自分自身の現在を採点した時、

いったい何点を付けるでしょう。

過去の失敗や嫌な面を

減点材料として加味すれば、

いくらでも低くなってしまうかもしれません。

しかし人は皆、

過去の積み重ねの結果として今があり、

過ぎたことはすべて

「最良の経験」と

定義づけられるはずです。

自分自身を受容できない人は、

他人に対しても減点主義の見方をします。

「私は私のままで素晴らしい。

私はありのままの私を受け容れます。

私はかけがえのない存在です」と

宣言できてこそ、

他者の受容も可能となるのです。

自分が住んでいる所、

自分の周辺の人や物、

そしてすべての存在の良い面を

褒めることから始めてみましょう。

きっと私たちの心は豊かになり、

自分自身の魅力は増していくはずです。

欠点を自覚するだけでは、

伸びるものも伸びません。

過去から未来すべてを含めて、

「これがよい」と

受け止められる人物を目指したいものです。