業務を遂行する上で、

「やったつもり」

「わかっているつもり」など、

いつの間にか

「つもり」

に陥っていることはないでしょうか。

例えば、

何か作業をしながらの挨拶は、

「挨拶しているつもり」です。

その挨拶には心が伴わず、

相手には本当の挨拶としては届かないでしょう。

資料を送ったにもかかわらず、

相手先から

「届いていない」とのクレームがあった場合、

これは「送ったつもり」

になっていたといえるでしょう。

「言われなくてもわかっている」と言う人ほど、

十分な注意が必要です。

同じ過ちを犯す人は、

「わかったつもり病」に

罹ってしまっているのです。

同時に二つの業務を進めている場合、

一方の仕事は意識して取り組めても、

気が緩んだ瞬間に、

もう一方の仕事は

「つもり」になってしまいがちです。

「つもり病」を予防するには、

常にスタートを振り返ることが重要です。

その時の仕事の優先順位を確認しつつ、

「今の自分は順位に即して仕事を遂行しているだろうか」と

自己判定する時間を作りたいものです。