仕事を進めていく上で、

人から支えられ、

助けられる機会は多くあるでしょう。

特に家族の支えは、

明日への活力につながります。

Nさん一家は親戚の結婚式のため、

妻の実家に帰省しました。

式も無事に終了し、

Nさんは仕事があるため

家族を残して一人で自宅に戻りました。

家族は一週間後に戻るため、

家では自分の好きなことに時間を

使うことができました。

Nさんは三日間を有意義に過ごしたのです。

ところが四日目に入り、

仕事が終わって誰もいない家に帰ると、

洗濯物や使用した食器が山積し、

家事の大変さを痛感したのです。

これまでは<自分が家族を

支えていたという傲慢な思いがあったNさん。

数日間、家族に会えない寂しさも重なって、

実は自分が一番、

家族に支えられていたんだという

実情を察したのです。

Nさんはその後、

積極的に家事に協力するようになりました。

今では家族との会話も増え、

家族の支えを感じながら仕事に取り組んでいます。