Aさんは最近、

疲れがなかなか取れず、

体のだるさを感じていました。

妻にその話をすると、

「お風呂にはゆっくり浸かっている?」

と聞かれたのです。

思い起こすと、

夜遅く帰宅した時はシャワーですませ、

普段は体を洗うと浴槽にサッと入り、

サッと上がるというカラスの行水でした。

「お風呂に二、三十分ゆっくり浸かると、

体が芯から温まって、

気分もリラックスするわよ」との、

妻の思いやりある言葉が心に響いたAさん。

さっそく実行に移すことにしました。

はじめは慣れなかったものの、

ぬるめ湯にゆったり浸かっていると、

体の疲れがほぐれて、

気分もゆったりとしてきました。

その上、

夜は熟睡できるようになり、

いつの間にか体調がよくなっていたことに、

Aさんは気づきました。

心身の健康管理は、

職場人であるプロの条件です。

疲れやストレスを翌日に持ち越さないよう、

自分なりの工夫をしていきたいものです。