心肺停止し瞳孔が

開いたら助からないといわれる医療現場。

しかし

「無理」

「できない」

の言葉を使わぬ姿勢と、

体験の中から蓄積してきた事例とで、


こうした急患を社会復帰させる

脳低温療法を生み出したのが、

脳外科医の林成之氏です。

林氏は、

庭、学校、会社を誕生させたのは、

順に「生きたい」

「知りたい」「貢献したい」

という脳の本能だといいます。

人間の本能は、

自己保存と一貫性を保つクセを

に持たせます。

度が過ぎれば保身と事なかれ

主義を生じさせますが、

本能は必要ゆえに備わるものです。

社内でどこか一極に集中している

負担や繁忙には、

必ず脳の本能に基づいたクセが潜んでいます。

そのクセの働きを否定的に捉えるのではなく、

機能不全部分を見つけ出すことで、

改善・改革につなげていきましょう。

努めて具体的に対処することがポイントです。

目標と本能とが両立する改善であれば、

やってみよう>という意識が脳の機能を

高めるはずです。

その上で目標達成のために何を行なうのか、

主体性を備えて仕事に臨みたいものです。