企業は組織として動くものであり、

自己中心的な個人プレーに走ったり、

誰かがやるだろうという気持ちでいては、

真の組織力は生まれません。

ある村の夏祭りでは、

必ず一斗樽を皆に振る舞います。

ところがある年のこと、

農作物の不作によって

祭りどころではなくなりました。

村人たちは思案の末、

「皆がコップ一杯の酒を

持ち寄って樽に入れればいい」

と対応策を出しました。

無事に樽は満杯になり、

乾杯の音頭と共に飲んだその瞬間、

一同の顔が曇りました。

それもそのはず、

全員が水を持ち寄ったのでした。

各人の考えとしては、

自分一人が水を入れても、

たいして味に変わりはないだろう

という思いだったはずです。

しかし、

それを

「一人」ではなく

「全員」が考えていたところに、

この話のオチがあります。

自分一人くらいなら・・・

という勝手な判断は、

それが集積されれば大きな影響を及ぼします。

自己中心的な心を捨て去り、

仕事に対し、

生活に対し、

真摯な心で全力を尽くしていきましょう。