ジャーナリストの池上彰氏は、

コミュニケーション能力を

向上させるコツの一つとして、

謙虚に学ぶ姿勢の重要性を述べています。

素直に教えを請うことにより、

新たな知識を吸収できるだけではありません。

謙虚な姿勢によって、

その人の職場内での好感度が上がるため、

コミュニケーション能力が高まると氏は指摘します。

わからないのに知ったかぶりの態度をとったり、

聞くべきことを聞かなかったりすることもあるでしょう。

そのような見栄やプライドは

自己の成長を妨げるばかりか、

職場内でのコミュニケーションもうまくいかなくなるのです。

年齢を重ねるほど、

人に教えを請うことが難しくなっていきます。

しかし、

自分は何も知らないのだと

謙虚に教えを請う姿勢こそが、

その人の人格をさらに高め、

職場における信頼関係を強めていくものです。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

の諺が示すように、

キャリアを重ねるほどに謙虚さが

高まっていく職場人でありたいものです。