他人の忠告を素直に

「ハイ」と受けきることは、

難しいものです。

「言うは易く行うは難し」

という諺があるように、

忠告をされた側としては、

納得がいかないこともあるでしょう。

忠告を受けた際、

心の中で<そんなことは

言われなくてもわかっている

と反発心を持ってしまうものです。

しかしこうした状態では、

新たな気づきを得ることはできません。

なぜなら、

心の器が<わかっているさという

気持ちで一杯だからです。

 
コップが水で一杯になっていると、

それ以上注ぐことはできません。

同じように、

心の中が<言われなくてもわかっているという

状態で満ちていると、

新たな学びを受け入れることはできません。

わかっているつもりでも、

実行できなければわかっていないのと同じです。

心の器を空にして受け止めた時にこそ、

新たな気づきが得られるのです。

「わかっている」という気持ちを捨て去り、

自己の器を広げていきましょう。