私たち人間は、

自然の中で生きている以上、

その法則に従わなければ

様々なトラブルに見舞われます。

昨年の秋は、

スズメバチに刺される人が

例年より増えました。

スズメバチに刺されると命にかかわるため、

最大限の注意が必要です。

昆虫学が専門の玉川大学・

小野正人教授は、

「九月から十月にかけては、

スズメバチの巣が最も大きくなり、

個体数も多い時期。

女王バチを産む作業に入っているため、

外部からの刺激に非常に敏感になっている」

と警鐘を鳴らします。

特に近年は暑い日が多く、

蜂の活動が弱まる寒い日が少ないことで、

スズメバチの巣が大きくなっている

可能性があるそうです。

「自然をあるがままに受け、

必要な手立てをして反抗しない。

偉大な力であると敬い畏れ、

和やかな心で親しむ」。

それが自然と向き合う必須の心構えです。

これから本格的な寒さの

時期へと向かいます。

寒さを防ぐ工夫をしながらも、

寒さを嫌わず積極的に楽しむ心で生活したいものです。