人にはそれぞれ自分だけの物語が存在します。

この世に生まれた時が物語の始まりで、

この世を去る時がその終わりです。

自分だけの物語に登場する主人公は、

もちろん自分以外にはありえません。

いつもスポットライトを浴び、

主人公を演じているのは自分自身なのです。

それにもかかわらず、

多くの人が周囲の人と自分とを比べ、

自分はダメだと卑下します。

しかし、

いくら周囲の人が優秀であっても、

自分の人生において、

その人は脇役にすぎないのです。

兄と自分を比較ばかりしている弟に、

ある人が言いました。

「あなたの人生は、

お兄さんと同じなのですか。

いや、

あなたの人生はあなた自身のものです。

自分の人生をもっと大切にしてください」

たった一度きりの人生の中で、

その主役を演じることができるのは、

自分一人です。

最高の人生をつくれるのは、

自分だけなのです。

自分の人生劇場で、

見事に主役を演じ切りましょう。