明治二十三年十二月十六日に、

東京都内と横浜市内で

電話の交換業務が開始されました。

これを記念して、

12月16日を

「電話創業の日」となっています。

現在、

私たちを取りまく伝達機能は、

インターネットや携帯電話などの

情報通信技術の発達により、

ますます便利になっています。

携帯メールでのやり取りは、

先方の都合に関係なく

物事を伝えることができるため、

手軽で楽なものです。

その反面、

便利さに慣れ過ぎて、

情報機器に依存し過ぎてしまうケースも

多く見受けられます。

一方的な発信で終わってしまう場合もあり、

また相手が見えないために、

伝わり切れずに誤解を招くこともあります。

人は表情や視線、

動作、他人との距離感などから、

相手の様子や伝えたいことを

読み取ることができます。

自己中心的な考えだけでなく、

直接、他人と接しながら、

相手の発するメッセージを

敏感に汲み取ることも大切なのです。

年末は慌しい時期ですが、

お世話になった人のもとに直接出向き、

顔を合わせてを交わす

機会を設けたいものです。