「親しき仲にも礼儀あり」

という諺があるように、

人と人との間には、

会話をする上でもそれなりの

節度がなければなりません。

組織において上位の

立場だからといって、

自分より年上の人を

「君づけ」で呼んだり、

怒鳴ったり威張ったりすることは、

節度があるとはいえないでしょう。

また先輩や年上の人に対し、

親しくしてもらっていることに甘えて

「友だち感覚」

で話しかけている人を見かけます。

相手にとっても周囲にとっても、

心地よいものではないことを知るべきでしょう。

仕事上のつきあいの中で、

相手との

「距離感」を誤らないことは、

職場人として気をつけるべき

基本中の基本です。

悪気はなくとも馴れ馴れしい

対応が不快な印象を与え、

人間関係を損ねてしまうことがあります。

年配者にも年下の人にも、

敬意をもって

接することが大切でしょう。

他人を大事にする人を、

周囲は決して放ってはおきません。

いつでもどんな人にも変わらない態度が

周囲に好印象を与え、

いざという時の大きな力となるのです。