「立つより返事」

という言葉を祖父母や両親、

クラブ活動の先輩、

職場の上司などから、

聞かされた人は多いのでは

ないでしょうか。

この言葉は、

「人に呼ばれたら、

立ち上がるよりも

先に返事をすべきである」と

の意味です。

「相手の気持ちに配慮する」

という礼儀の基本に立ちます。

「ハイ」と応えることは、

「貴方に心を向けます」と

合図する大切な行為です。

人は、

用事や伝えたい事柄がある際に、

「○○さん」

「すみません」と

声を掛けます。

この時、

受け手は即座に気持ちよく

「ハイ」と返事をし、

呼んだ人の気持ちに応えます。

返事をせず、

顔だけ向ける人は意外に多いものです。

返事をしない行為は、

「この用事を通して育ってほしい」

「頼りに思っている」など、

好意的に接してくる人たちを

失望させてしまいます。

これでは信頼を得られるはずがなく、

自分が成長するチャンスをも

逃してしまいます。

「立つより返事」は

自己成長の基本と心し、

両者にとってマイナスになる

行為をするのではなく、

即座に気持ちのよい返事で

成長し続けたいものです。