福島第一原子力発電所の

事故から半年以上が経過します。

電力不足は全国へと波及し、

事業維持に強い危惧を

感じる企業も少なくないでしょう。

総じて節約ムードが

各地に広がっています。


気持ちや行動までが縮小ムードへと

向かうケースが出てくるかもしれません。

B社長は計画停電の実施を受け、

ローンを組んで太陽光発電設備や

温水器を取り付けました。

それと同時に、

節電意識を必要以上に

持たないことにしたのです。

すると支払った電気料金より、

電力会社に譲渡した

電力の対価のほうが多く、

経済的にも余裕が出てきました。

「困ったこと」を

キッカケにして一歩も

二歩も前進する人は、

そのマイナス要因の影響で

不幸になることはありません。

マイナスをプラスへと

転換する発想こそ、

本誌を活用されている読者の

真価であると言えるでしょう。

「困ったこと」は

時と場を選ばす私たちを襲います。

その際にこそ、

人や企業の真価が問われます。

想像力,実行力を駆使し、

上昇への気流を発生させましょう。